AKインタラクティブ書籍[AK00548]書籍アーバンウォー市街戦

現代の戦争は、多くの場合、都市や農村地域に住む民間人を巻き込みます。避難する人もいますが、紛争地に住み続ける住民も多くいます。市街地での戦闘は、開けた土地で戦う野戦とは戦術面・作戦面で大きく異なります。熾烈な市街戦が繰り広げられたアレッポやモスル、ベトナム戦争のフエ(1968年)、中東レバノンのベイルート(1975-1990)、サラエボ(1992-1996)、ファルージャ(2004)、最近のシリア、ドンバスなど、戦場となった都市はどこも徹底的に破壊されました。市街戦がもたらす結果はどこも似通ったものになりがちで、瓦礫の山となった廃墟からはそこがどこであるか見出すのが難しいほどです。本書では地域や民族の独自性を示す建造物やヒントを散りばめた、壮大な情景作品が多数紹介されており、現代の紛争に注目するモデラーの興味に応える内容になっています。

英語・スペイン語版　140ページ、セミハードカバー