【再販】「ブランデンブルク パンター大隊 最後の戦い」入荷しました!

ルフトファートファラークスタート「ブランデンブルク パンター大隊」最後の戦い-オーデル〜ゼーロウ〜ハルベ包囲網 1945                           

 ドイツ末期国内戦の貴重な写真を満載して、マニアを「あっ」と言わせた「EndKampf」の出版社が新たに送る、ドイツ終戦間際の貴重な戦記写真集です。
ブランデンブルクは元々はドイツの特殊部隊で、国防軍情報部麾下にあり、敵兵や民間人に偽装することを得意として様々な特殊作戦や情報戦に従事し、精鋭としてあらゆる戦線で活躍していました。
しかし、国防軍情報部がヒトラー暗殺未遂事件に荷担したことが発覚すると、親衛隊情報部によって解隊され、一部は通常の装甲部隊として再編されたのです。ブランデンブルク装甲大隊はそうした部隊のひとつで、壊滅した第26装甲連隊の残余とブランデンブルク部隊兵を合わせ、1945年春に創設されました。 1945年4月、既に戦いの趨勢は誰の目にも明らかとなっていました。
ソ連軍がベルリンに迫ると、ドイツ軍は手持ちの部隊を掻き集めて、オーデル・ナイセ川を盾にした最後の防衛ラインを構築しました。構成部隊は壊滅した部隊の寄せ集めから急造したものが多く、名前だけは立派だが、実体が無いものも多かったのです。ブランデンブルク装甲大隊は数少ない精鋭として、クルマルク装甲擲弾兵師団と共同してゼーロウ南方の防衛を担いました。
部隊は奮戦しますが、衆寡敵せず、第9軍と共にベルリン東南のハルベでソ連軍に包囲されてしまいました。
このとき、大隊には14両のパンターが残っていました。燃料・弾薬共に僅かとなり、徐々に戦いというより虐殺の様相を呈すようになります。しかしパンター大隊は最後の力を振り絞って西への突破を図ります。多くは戦死するかソ連軍の捕虜になりましたが、最後の4両がベルリン南西のベーリッツで救出任務の第12軍と邂逅を果たしました。
生き残った隊員は更に西を目指し、エルベ河を越えてアメリカ軍に投降することに成功したのです。 本書は10年にわたるリサーチによって判明した数々の事実を基に執筆されたものです。部隊創設の基幹となった第26装甲連隊第1大隊時代(GD師団麾下)から、ハルベでの最後の戦いまでを数多くの未発表写真と詳細な戦記で綴ります。
オーデル川戦線とハルベ包囲下の貴重な写真も多数含んでいます。
これまで、同大隊の最後の様子についてはまとまった書籍が無く、本書で始めて明らかになる事実も多く含まれています。
末期戦に興味のあるモデラー、戦史研究家、共に絶対見逃すことの出来ない、圧巻の一冊です。
 
ハードカバー 23.5 X 28 cm、英語、カラー/白黒、351ページ、写真200枚以上、戦況図27枚。
 
本体価格:11000円 JANコード:9783941437173

 
 
 
 

 

 

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