Alpine Miniatures[AM16025] 1/16 イタリア空挺兵「ネンボゥ」師団

「黒雲」を意味する ネンボゥ空挺師団は、イタリア降伏時、錬成中でしたが、ドイツ側について継戦する意志を固めた兵士達によって独立空挺団として再編されました。 火力に勝る連合軍相手に勇敢に戦いましたが、 多くの犠牲者を出し、1944年6月には もはや大隊規模になっていました。 最後はローマの外縁で包囲され、ドイツ軍を脱出させるための盾となって戦い、その殆どが失われました。 その戦功を称え、戦死した指揮官は イタリア最高位の勲章である戦功章金賞を受勲しました。 キットは名手マイク・グッド氏を原型師に迎えて企画されたもので、 素晴らしい仕上がりとなっています。 このキットではイタリア本来の迷彩スモックと日本のサムライの鎧を思わせる予備マガジンラック付きの ベストを纏った、イタリア空挺隊の最後に相応しい姿として造形されています。 柔らかな表情のヘルメットヘッド、 険しい表情のベレー帽、どちらにするか選択に迷う 極上の出来です。 参考文献：「Viva!知られざるイタリア軍」